酵素ドリンクの、よくある誤解について

質問1-酵素ドリンクに酵素は含まれる?

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今さらではありますが、酵素ドリンクには「酵素」は含まれていないことをご存知でしょうか。
ネットで盛んに「本物の酵素」談義がされていて、そのポイントは「酵素飲料に活きた酵素が入っているのかどうか」、ということにばかり着目されてしまっています。

 

その前に、そもそも「酵素」とは何なのか・・・というところから説明しないといけませんね。
酵素とは、生体が物質を変化させて利用する際に生体で起こる化学反応の触媒として機能する分子(物質)を言います。

 

ここで注意したいのが、酵素はあくまでも触媒(分子)であって、栄養素ではないことです。

 

人体には約3000~5000種類もの酵素が存在するといわれ、生体の消化、吸収、代謝、排泄に至るあらゆる生命活動に関与しています。

 

「酵素栄養学」(エドワード・ハウエル氏が1985年に一般向けに出版した書籍)では、人間の体内で生成される体内酵素と、食材等に含まれる食物酵素に大別され、体内酵素の中で主に消化活動に利用されるものを消化酵素、代謝活動に利用されるものを代謝酵素と呼びます。(※分子生物学においては、食物酵素、消化酵素、代謝酵素といった分類はありません。)

 

「酵素栄養学」においては、人間の体では一生のうちに作り出すことが出来る酵素の量が決まっていて、加齢や現在人の偏った食生活や過食、不規則な生活習慣、日々のストレスなどから体内酵素の活性が低下し、慢性的な代謝機能の低下によって様々な疾病や症状を誘発していると考えられています。

 

「酵素不足が太りやすい体質を作っているので、体内で不足している酵素を手軽に補給できるのが酵素ドリンク!!
数十~数百もの厳選した食材を元に熟成発酵している濃縮エキスなので、野菜や果物に含まれる酵素が手軽にそのまま体内に吸収することができます!
」

 

というのが、よくある酵素ドリンクの宣伝文句ですね。

 

とても分かりやすい説明ですが、残念ながら、いくつか大きな間違いがあります。

 

間違い1)体内酵素は、体外からどんな方法をもっても補給はできない

酵素はたんぱく質でできている化合物なので、胃の中に入った時点でそのほとんどが胃酸によってアミノ酸に分解されてしまいます。

 

この分解によって元の酵素としての働きは失われます。食材に含まれる食物酵素には、大根のアミラーゼやアボカドのリパーゼ等、消化を助ける効果はありますが、アミノ酸に分解された後でも分子が大きく人の腸管から直接吸収されることはないのです。

 

間違い2)酵素ドリンクにはほとんど(食物)酵素は含まれていない

「酵素ドリンク」というネーミングから、いかにも「食物酵素がたっぷり含まれたドリンク」のイメージがどうしても先行しがちですが、世に出回っている酵素ドリンクは、数十種類原材料の植物抽出エキスを、乳酸菌や酵母菌等を用いて発酵させた飲料(植物発酵エキス)のことを言います。

 

そして、酵素ドリンクは熱処理で加熱殺菌して出荷されるため、酵素ドリンクの中の食物酵素は商品として消費者の手元に届く時にはほぼ失活しています。

 

「”ほぼ”失活」と書いたのは、酵素の中には「酵素の中には100度以上の高温にも耐えるものや55度や60度で活動的になるものがあったり」「耐熱性の酵母菌や乳酸菌を含む酵素液の場合は、熱処理された後でも酵素の再生が可能」と言われているからです。

 

植物エキス発酵飲料とは
複数の食用植物が持っている多種類の栄養成分を、乳酸菌や酵母などで発酵させたエキス発酵飲料。
規格成分の含有量
有機酸酸度(乳酸として) 0.3g/100ml以上
直接還元糖 50g/100ml以上
酵母数(血球計算盤計測法) 106個/ml以上

 

出典:日本栄養・健康食品協会(http://www.jhnfa.org/se-1.html)

質問2-酵素ドリンクを飲む意味とは?

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酵素ドリンクに酵素は入っていないうえ、食材の酵素はどうやっても体内に吸収されないのなら、酵素ドリンクを飲む意味なんて無いのでは?と不審に思ったあなた、どうか安心してください。

 

管理人夾吉も、酵素ドリンクについて調べだした当初は、なんだか騙された感もあり、徹底して調べてみました。

 

酵素ドリンクにまつわる論争でよくある内容は
「食物酵素では体内酵素を補充出来ないし、加熱消毒で市販の酵素ドリンクには酵素は含まれていないから意味がない」ということ。

 

これに対して、「酵素ドリンクの中の酵素が胃酸によって分解されてしまっても、置き換えダイエットによるダイエット効果はある」という反論がされているのも見かけますが、論点がすり替えられている感は否めません。

 

置き換えによるダイエットは、酵素ドリンクでしかできないものではないので、酵素ドリンクの存在意義を説明するには不十分です。

 

しかし、一消費者にとって、商品の科学的な効果効能はなかなか理解できるものではないですから、まずは疑問点をストレートに販売元に確認してみました。

 

各社の説明は、少し回りくどいですが、ポイントは、一つ。
酵素ドリンクは、体内酵素を直接補給するものではありません。

 

これらのことから、酵素ドリンクの中の酵素が生きているのか死んでいるのかという論争は全く意味がないことは明白です。

 

大事なことなので繰り返しますが、
●酵素ドリンクには酵素は入っていません。
●また、酵素そのものは栄養素ではありません。

 

しかし、酵素ドリンクと呼ばれている植物発酵エキスは、長期の発酵熟成により材料となる食材が低分子化されています。

 

酵素の入っていない酵素ドリンクを飲む意味があるかと聞かれたら、私は自信をもって「ある」と答えます。

 

当サイトでは、4年にわたって酵素ドリンクを飲み続けた夾吉の体験談を事細かにレポートしています。ぜひ、参考にしてみてください。

 

質問3-酵素ダイエットで痩せる?

酵素ダイエットのイメージ画像

 

では、酵素ドリンクを飲めば本当に痩せることができるのか???と言うのが、次によく聞かれる質問です。

 

それに対する夾吉の回答はズバリ
酵素ドリンクを飲むだけでは痩せません!!

 

えっ!?

 

いや、ホント。というか、今まで通りの生活習慣を変えずに、それにプラスして酵素ドリンクを飲むと、100%太ります!

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?

 

これ、本当の話です。だからこそ、夾吉は病気で体力が落ちて食欲もなくなった糖尿病の叔母に酵素ドリンクを勧めたわけですから。
酵素ドリンクは「微量栄養素の補給とともに機能性食品素材として有効な発酵食品」なので、これまでと同じ食事にONすれば太って当然なんですよね。

 

「ああ、そうか、酵素ドリンクを飲むだけじゃダメで、置き換えやファスティング(断食)をすればいいのね!」
と思ったあなた。それもちょっと違っていて、断食をするから痩せるわけでもありません。

 

無理に長期のファスティングを断行したりすると、身体を壊すだけなので、自宅で行う場合は3日間くらいで止めておきましょう。

 

「なんだ、それじゃぁ、酵素は健康にはいいけど痩せないのね」とがっかりするのは早いです。
断食では痩せないですが、そもそもファスティング(断食)の目的は、断食期間で痩せることではないんです。

 

「酵素ダイエットは、断食や置き換えをするから痩せるのであって、酵素(ドリンク)で痩せるわけではない!」という指摘も良く見かけますが、

 

断食や置き換えをすれば痩せられるわけではないし、例え食事制限で一時体重が減ってもそんな減量はあっという間にリバウンドしてしまう。むしろ、酵素ドリンクを飲みながら食生活や日々の習慣を整えることで、無理のない体重管理を続けるための土台になると思います。

 

その根拠は、当サイトの「酵素ダイエットなら断食後もリバウンドしないって、嘘/本当?」でじっくりまとめていますので、ぜひ、ご覧ください。

 

ちなみに、夾吉の実体験では、最初に3日間ファスティングを行った後、1日1食の置き換えで
半年後には約6Kg体重は減りました
。
なので、結果から言うと、私はこのやり方で6Kgほど痩せました。

 

2)栄養成分分析 

 

このように、植物発酵エキスには基本的な栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物をはじめ、微量栄養素である種々のビタミン、ミネラルやアミノ酸が含まれており、それ以外にも健康に密接に関係するファイトケミカル(抗酸化物質)など従来の栄養学では取り扱われていない機能性成分も多く存在することが明らかになった。植物性(ポリ)フェノール化合物は、抗菌作用、抗酸化作用やラジカル消去能などを有し、さらには免疫力の向上効果、抗ウイルス作用や制癌作用などの様々な有用生理機能を示すことから、最近では、化粧品、食品添加物、医薬品などとしても注目されている。

 

3)−3 抗菌作用 

 

植物発酵エキスの抗菌作用を調べたところ、乳酸菌(L.acidophilus、L. brevis、L. fermentum、 L. plantarum、L. lactis、E. faecalis)や大腸菌(E. coli)に対しては抗菌性を示さなかったが、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA、S. aureus IID1677)、緑濃菌(P.aeruginosa )、プロビデンシア菌(P. rettgeri)に対しては強い抗菌性を示した(表2)。さらにピロリ菌(H. pylori)や歯周病菌(P. gingivalis)、腸炎ビブリオ(V. parahaemolyticus)に対しても抗菌性を示すことが明らかとなった。

 

3)−5 抗炎症作用
 慢性関節リウマチのような炎症性疾患の治療における非ステロイド性抗炎症薬開発の標的酵素とされているシクロオキシゲナーゼ2(COX-2)の阻害活性をColorimetric COX(ovine) Inhibitor ScreeningAssay Kit を用いて調べた。(中略) p.44 植物発酵エキスの水抽出液を添加することにより、COX-2 の活性が阻害されることから、植物発酵エキスにはCOX-2 の阻害物質が含まれることが明らかとなった。15-LOX と同様に、植物発酵エキスのIC50 を算出すると、14.2 mg/ml であった。

 

植物発酵エキスは多種多様な植物性原料由来のエキスを乳酸菌や酵母により発酵することで、長期保存が可能で、さまざまな微量栄養素を補給できる可能性を秘めた食品素材であることが示唆された。また機能性評価の結果、植物発酵エキスは抗酸化作用、血圧上昇抑制作用、抗菌作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用、チロシナーゼ阻害作用を有することが示された。植物発酵エキスは微量栄養素の補給のみならず、生活習慣病予防を目的とした機能性食品素材として有効な発酵食品であると考えられた。

 

出典:乳酸菌・酵母により発酵熟成させた「植物発酵エキス」の有効性に関する研究 岡山県立大学保健福祉学部紀要 第19巻1号2012年 39 〜 48頁

当サイトに掲載している体験レポは消費税5%時点の商品価格となっています。平成26年4月1日から消費税増税に伴い、各商品価格が変わっている場合がありますので、最新の価格については各商品の公式サイトにてご確認ください。

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